・基本的には公園と遊歩道であるが、0.5kmの高架橋部分は上部を継続的な遊歩道としつつ橋下のアーチ部を有効利用したアーティストスペース、商業スベースを提供。 ・アーティストスペースへの入居者希望の審査を定期的に行っている。 |
■転用の背景
1960年代に高速地下鉄RER-A線の建設が始まり、完成と共にターミナル駅であったバスティーユ駅も閉鎖された。
●80年代のエコロジー思想から緑化を要望
●廃線後も国鉄側が跡地の土地利用を必要とした為20年ほど手付かずになっていた が、1986年にパリ市が跡地の買取に成功。
■運営体制
SEMAEST(パリ東部整備混合整備会社)
SEMAEST(パリ東部整備混合整備会社:1983年設立の第3セクター市出資比率 9.2%)とパリ市で計画を実行。開発、修繕、マーケティング、管理を任されている。
■周辺との関係
○ネットワーク(アクセス性)
夜間は閉鎖されるが、自由に行き来が出来る為周辺地域へのアクセスが改善された。プロムナードへ上る階段、エレベーターが各所に設置されている。
○経済効果
郊外であったことと、地区の基幹産業であった小規模な手工業や零細企業の斜陽化から裏町の趣が強い地域であった。しかしプロムナードが作られたことで地元住民や観光客の呼びこみに成功し、小規模でローカルなビジネスが好んで来るようになった。
○賑わい創りへの取り組み
高架橋下に設けられたヴィアデュック・デ・ザール(芸術の高架橋)はガラス張りにすることにより内部でのアーティストの作業を見物することが出来るなどオープンな空間を演出している。
○その他
地元警察による巡回や照明による明るい環境づくりにより治安の向上にもつながった。
地図
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写真
(c) http://www.paris-walking-tours.com/promenadeplantee.html |
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ビデオ
参考HP
http://courses.umass.edu/latour/France/best/index.html/
http://www.a-paris.net/A-paris-balade-paris.htm/
http://www.paris-walking-tours.com/promenadeplantee.html
1 comments:
煙もくもくの新橋ガード下もなかなかいいけど。
あれって底地は首都高ですか?
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