つくばりんりんロード

昭和62年に廃止された筑波鉄道の軌道跡地を利用した「筑波大規模自転車道」として、平成3年から整備が進められ、平成12年度に完成。その後、つくばりんりんロードの愛称となり、土浦市から霞ヶ浦左岸の湖岸堤沿いに霞ケ浦町から玉造町を経て牛堀町の水郷北斎公園までの約40kmが「霞ヶ浦大規模自転車道」として平成12年度から整備がスタートした。

■転用の背景

【行政施策】

沿線自治体による存続対策協議会が地域振興などを条件に廃線に同意し、廃線後に廃止問題協議会に組織替えした。

沿線自治体や住民が跡地活用を望み、廃止問題協議会が県に陳情し、県が国の補助を受け整備。

【住民要望】

沿線6市町村が「筑波大規模自転車道建設促進期盛同盟会」を設立。

【事業計画】

県が廃止後の状況や将来を勘案し、跡地の利用は自転車道で整備することが適切であると判断。

【その他】

平成17年度から土浦市から岩瀬駅まで整備されたつくばりんりんロードをさらに延伸して旧岩瀬町の中心市街地の桜川沿いに桜並木として整備を行う。

■竣工時期

1991年～2001年

■運営体制