・老朽化が問題となっていた清渓高架道路の撤去と同時に河川の復元工事を行い、ソウルの都市の埋もれてしまった清渓川の記憶を蘇らせた。 ・総事業費は360億円で5.8キロ区間内に22の様々な橋がかかり、展示や滝、噴水、壁画スポット等川沿い空間が形成。 ・交通事情を考慮して周りの主要道路などの拡張整備を行い、清渓高架道路を撤去した後でも交通問題は生じていない。 |
2003年7月~2005年9月
(老朽化が問題となっていた清渓高架道路の撤去と同時に河川の復元工事)
■運営体制
ソウル市長で現大韓民国大統領の李明博
(イ・ミョンバク)の強力なリーダーシップでわずか2年3か月の工事期間で再生されたのです。総工費は3千8百億ウォン(日本円で約3百億円)。経済効果は最大で20兆3千4百ウォン(日本円で約1兆6千億円)と発表
■運営内容
チョンゲチョン川を流れる水は50%が漢江、
30%が地下鉄の地下水、20%がチョンゲチョン川の上流から来ているそうである。
漢江の水はチョンゲチョン川の下流からくみ取っている。
■周辺との関係
○ネットワーク(アクセス性)
チョンゲチョン川と道路沿いの商店とが空間的に分断され、
商店への回遊客にはなりにくくなっている状況
○経済効果
チョンゲチョン川の周囲の地価は高騰
○賑わい創りへの取り組み
アメニティ空間を創造、観光スポットとして人々を集客、周辺の地価を上昇させた、など多くの成果を実現したが、チョンゲチョン川の最大の功績は、ソウルの都市の埋もれてしまった記憶を蘇らせた
○その他
チョンゲチョンの東西軸を面的に展開させようとする都市再生計画が策定。
昌徳宮と南山とを結ぶ南北の軸を幅100メートルの緑道として整備するもので、
完成すると、ソウル市は緑がネットワーク化される
1 comments:
流水の20%がチョンゲチョン川上流からの流れ込み、
残り50%が漢江、30%が地下鉄湧水ということは、
従前は現在の20%程の水量しかなく、
まともな環境空間がつくれなかったということですね。
都市河川の復活には、それなりの水量が要るとうことか、、、
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