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エンパーカデロ高架高速道路(アメリカ)

xxx 町のウォーターフロント 2段式だった高架高速道路が町とウォーターフロントの視覚的・物理的壁になっていたが、撤去する事でオープンな空間が創出された。

また、インターチェンジ跡を公園に転用、住宅(3000)、事務所スペース(約19万㎡)、商業スペース(3万5千㎡)を新規開発したプロジェクトである。


道路沿いには、パルム・ツリーが連なる。

■転用の背景

【行政施策】50年代の建設当時、高速道路への反対の声が上がるが、高速道路撤去は道路網の悪循環を引き起こすという理由から撤去が見直され続けた。しかし1989年のロマ・プリエタ地震で崩壊した後、予想されていた交通混乱は発生しなかった為高速道路の必要性のなさが証明され撤去が決定した。

【住民要望】一部中華街住民から高速撤去の反対があったが、大半は撤去を要望。

【事業計画】公共交通機関(路面電車)の導入と、地上レベルの道路を設置。


■竣工時期

2002年

■運営体制

サンフランシスコ市

■運営内容
費用はサンフランシスコ市が$5,000万を負担

■周辺との関係

  • ネットワーク(アクセス性)
  • 高架高速道路跡地内には自動車道路(6車線)に加え、LRTが整備された

  • 経済効果
  • ・周辺地域の地価は300%上昇。
  • ・道路、住居を50%上昇。仕事も23%上昇。
  • ・フェリーターミナルをマーケットに転用し集客。

  • 賑わい創りへの取り組み
  • ・古い工業地域なども複合施設などに改修されて住み良いまちづくりがなされている。
  • ・30年代風の路面電車を利用して雰囲気を演出している。


地図


より大きな地図で Embarcadero Freeway を表示

 写真
Embarcadero Freeway and Ferry Building, circa 1960,


The Embarcadero from street level, circa 1980.


Ferry Building and Embarcadero, circa 1955 -  before the highway,
Photo: Telstar Logisitics via http://www.flickr.com/photos/telstar/96465697/


Ferry Building and Embarcadero 2008,


Ferry Building and Embarcadero 2006,


Embarcadero 2007


参考HP
Congress for New Urbanism
http://www.preservenet.com/freeways/FreewaysEmbarcadero.html
http://www.aaroads.com/forum/index.php?topic=153.0

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